メガデス名盤『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』、25周年で特別盤登場:THE BIG FOUR(スラッシュメタル四天王)来日祈願非公式サイト

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Anthrax, Megadeth, Metallica, Slayer... Big Four来日公演を祈願した非公式サイト。

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メガデス名盤『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』、25周年で特別盤登場

1986年にリリースとなったメガデスのメジャー・デビュー・アルバムにしてヘヴィ・メタルの名盤『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』の、25周年アニバーサリー・エディションが7月13日に登場となった。

25年前の1986年は、メタルの歴史にとっても名盤が生まれるエポック・メイキングな年でもあった。メタリカの3rdアルバム『MASTER OF PUPPETS』、スレイヤーの3rdアルバム『REIGN IN BLOOD』が、前年のアンスラックスの3rdアルバム『Spreading the Disease』に続いてリリースされ、シーンに地殻変動が起きた。そして、その重要な一角を占める作品こそが、メガデスのメジャー・デビュー・アルバム『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』だった。

メンバーとの軋轢のためにメタリカを追い出されたデイヴ・ムステインは、その恨みを晴らすようにメガデスを結成、後に全米アルバム・チャート2位を獲得する作品が本作である。自らをインテレクチャル(知的な)・スラッシュ・メタルと称していたメガデスは、唯一無二の複雑なギターリフに政治的で社会的な歌詞性、「平和は発売中、だが誰が買うんだ?」と世間を挑発するアルバム・タイトル、破壊された国連が映るジャケット写真など、全ての要素がスラッシュメタルの新基準を作り出す革新的なものでもあった。

今回発売される25周年記念エディションは2枚組になっており、DISC1にはオリジナル・アルバムの最新リマスターのアルバム音源、DISC2には1987年オハイオ州クリーヴランドで行なわれた13曲の未発表ライブ音源が収録されている。またデイヴ・ムステインによる25年前を回想した書き下ろしのセルフ・ライナー・ノーツに加えて、デイヴをメタリカから追い出したラーズ・ウルリッヒのライナーノーツまでもが掲載されている。

現在は和睦している両者ではあるが、なかなか正面きって相手のアルバムを評することはなく実に貴重なライナーだ。ラーズのライナーはこのように始まっている。これぞアルバム。素晴らしいアルバム。時代を超越したアルバム。最もアルバムらしい内容のアルバム。」メタリカのラーズが激賞するメガデスの歴史的アルバムを、2011年の最新リマスターでご堪能いただきたいところだ。

『ピース・セルズ・・・バット・フーズ・バイイング?25thアニヴァーサリー・スペシャル・エディション』
2011年7月13日発売
TOCP-71102 3,600円(税込)
DISC1 2011年最新リマスター
1.ウェイク・アップ・デッド(2011年デジタル・リマスター)
2.殺しの呪文(2011年デジタル・リマスター)
3.ピース・セルズ(2011年デジタル・リマスター)
4.悪魔島(2011年デジタル・リマスター)
5.グッド・モーニング/ブラック・フライデイ(2011年デジタル・リマスター)
6.バッド・オーメン(2011年デジタル・リマスター)
7.迷信の恐怖(2011年デジタル・リマスター)
8.マイ・ラスト・ワーズ(2011年デジタル・リマスター)
DISC2 1987年未発表ライブ
1.イントロ(ライヴ)
2.ウェイク・アップ・デッド(ライヴ)
3.殺しの呪文(ライヴ)
4.バッド・オーメン(ライヴ)
5.ラトルヘッド(ライヴ)
6.キリング・イズ・マイ・ビジネス(ライヴ)
7.ルッキング・ダウン・ザ・クロス(ライヴ)
8.マイ・ラスト・ワーズ(ライヴ)
9.ピース・セルズ(ライヴ)
10.ブーツ(ライヴ)
11.悪魔島(ライヴ)
12.ラスト・ライツ/ラヴド・トゥ・デス(ライヴ)
13.メカニックス(ライヴ)

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